kame’s blog

大切なこと

なんでも発達障害の風潮

学校や集団の閉塞的な中で
みんなとちょっと違うところが出ると
すぐ発達障害という風潮がここ最近とっても増えています

お母さんたちは戦々恐々
誰にでも当てはまる項目があるようなチェックリストで我が子を心配し
自分の不安を晴らすかのように
あの子ちょっとおかしいわよねってやってます
クダラナイです

名前を付けてカテゴライズすることで
レッテルを貼ることで
安心したいような
創造力と度量の小さな大人が増えたんだと思います

全部意味がないのではなく実際、本当に指摘を受けてなんらかのサポートが必要な子はいます


勉強などに遅れがなければ支援級に入ることはうちの地域ではほとんどなく
あの子は障害なんじゃない?っていうヒソヒソは定番です
その人達が言っている子達の特徴は

ほとんど言葉を発しない子
お友だちと関わりを持とうとせず一人でいる子
勉強が全くわからず授業中にお友だちにちょっかいだしたり喋ってる子
オタクの子、一番じゃなきゃ気がすまなくていつも誰かと喧嘩してる子
嘘つきな子
影で気に入らない子を脅してる子
等がいるようです

学校だと問題になるけど
入れる箱を会社にしてみたら

仕事はてきぱきするけど人付き合いが悪い人
仕事はできないけど遊びは楽しんでる人懐っこい人
実はアニメなどの女性にしか興味なくて恋愛ベタな人
負けず嫌いすぎて優秀な成績は残すけど、自己中すぎる人
しょっちゅう親戚のお悔やみで休む人
嘘をついてまで自分を飾る人
自分より魅力がある人に影で嫌がらせする人

…大人だって当てはまる人かなりいるよ?
大人はまず、自分を見つめるべきじゃないのかなぁ

きっと最初に発達障害という名前を付けてカテゴライズした人は
その人が抱える生きづらさや困難さのためにスケールを作ったんだと思う
それを浅い知識でわかったようにしてしまうから(自分も含めて)こんな混乱になってるのかな?
子を思い心配する母たちの方向性の間違った重たい愛でもあるのかな

逆に全員がステレオタイプだったら怖い(笑)
アンドロイドかと思う

昔は結構重度の自閉症だけが自閉症でした
一般社会で普通に自活する事は厳しい人たちです
従兄弟にもいるけれど、今言われてる発達障害という枠との違いは歴然

変わってる人まで発達障害という名前を付けて、しかも素人が
これは明らかにおかしな風潮

受け入れる社会が厳しくなったということか
それだけ多様性がなくなったということか
競争という、ふるいにかける種類がもっと必要になってさらに精査したいのか

昔はクラスに知的障害のある子もいました
先生は可愛がっていて、子供たちも差別もなく
ただ、その子のご近所がよく思っていなかったみたいで
その子の好奇心の行動を、犯罪とみなして通報
その子がクラスから消えた理由を話す先生は
男ながらに号泣していました

私たちはそんな大人たちを見て育ってきました
子供たちにも、そんな姿を見せたいなと
自分でも反省しました

なんか色々な社会の歪みって子供たちに出るんだよね
子供が色々あるときは
大人の世界が見えない部分で歪んでるからだと思います