kame’s blog

大切なこと

断捨離、ミニマリスト、スピリチュアル、禅

結構前に流行った、断捨離
今ならミニマリスト

元々は禅

ムーミンに出てくるスナフキンも超ミニマリスト

スピリチュアルの本のなかでも
ソニアショケットなんかが昔言ってたし

それ以降の、日本人作家さんの蒸し返しのような本も加えたら
無駄なものを捨てることは
心が軽くなりますよって言われ続けてるわけなのだけど

で、みんな結果どうなのか?
無理してミニマリストになっちゃってると
楽しむってことも放棄しちゃうのにって
最近スッゴク思う
シンプルライフの度をこしちゃう感じ

私は、赤毛のアンの作家のモンゴメリーがかいた
「丘の家のジェーン」が昔好きで
そのなかで、父に引き取られる時に
父親とジェーンが立ち寄った
“ミードおばさん”の雰囲気も好きだ

移動の時の腹塞ぎにと、せっせと食べ物を寄越してくれて
あたたかいおおらかな雰囲気のおばさんは
美味しそうな料理を作ってくれる
お母さん的な人
ゴチャゴチャとした、それでもあたたかい家の雰囲気は
「安心」できる場所

モノを最小限にして執着を手放すことは
大切なことだけど
それでもこのミニマリスト流行には妙な感じもするんだよね
必死すぎる人が多いというか
そういうブロガーさんが多いだけなのかもだけど


動物って、自分の居心地の良い場所を探して作ることに一日の大半をかけていて
安心できる寝床は生き物にとっても大切なこと

心が疲れてしまう時代だからこそ
人間だって
自分の居心地の良い場所作りは大事

ミニマリストという型に囚われすぎてやしないか?
本当にモノがそこまでないことが自分に合っているのか
家族は家がくつろげる場所になっているか
よく自分の周りも見渡して欲しくなる


と、ここまで書いてちょっと思った
苦しみがあるとはいえ
日本は食糧は豊かな国のほうだと思うので
今日を生き延びる為に必死になることは割合的に少ない
餓死が増えていても、ひとこと隣や友人に頭を下げて
プライドより生きることを諦めない選択することだってできる

ぼんやり生きてても
なんとかなっちゃう事も多い

命を奪われる危険だって
戦地なわけではないので大分少ない

その中で、“お手上げ!降参”となる
執着を手放す、あの瞬間が欲しくて
あえてミニマリストを選んで“禊”するのかな?

それでも、こうしなければならないっていう
強迫観念からくる流行に乗ったシンプルさや
教えは

“自分じゃない自分”目指しているようで
なんか苦手