kame’s blog

大切なこと

比較で潰した相手を踏んづけていく生き方

競争は要らないとは思わないけど
そこにばかり自己認識を求めちゃってる人は
結構厄介です

年を重ねながらそれを繰り返したとき
必ず限界って来るんです
老いを感じ始めたころに限界を感じる人
若いうちに敗北を感じる人

だけど、限界を認めない人っていうのもいて
自分の思考のなかで、色々分析し
自分はまだ勝っていると、小さなことを膨らまし
現実を認識できないので

こういう人が厄介な老人に成ります

正しい自己認識は、協力や協調
誰かのために自分が出来ることを知っている
そこに幸せを感じられるということ

その真逆の自己認識を繰り返してしまうことで
40を過ぎた頃から徐々に
その人は壊れていきます

独りよがりな世界で、自分を守り
頭がカチコチに固まり柔軟性もなくなり
論理的に話す事も出来ないので
大きな声で恫喝する
脅してでも思い通りにする

一時期は、人の頭を踏んづけて得た栄光も
もう過去のこと
そのやり方も通用しないことすら認められません

その道で、上を目指した場合
どうしても誰かを踏んで上がる事はあります

今いっているのは、上を目指したのではなく
踏んづける事で優越感のみを感じてきた
そこに自分を見いだしてきた人です

ハリボテのようなそういう人の人生は
負けるわけにはいきません
些細なことも自分は優れているとアピールしなければ
ハリボテはあっという間に崩れてしまうから

それが年老いたときの
頑固さ、意地の悪さ、痴呆、姑息さとして表れます



自分の限界や弱さを知ることで
本当の強さを得るのですが

自分は優れていて強い、間違えていないと
自分をきちんと見つめなかった方の末路は
見た限りでは幸せな人じゃありません

人の頭を踏んづけて、自分を高めることに疑問を持っている人たちは
きっと辛いこともたくさんあるし
華やかさにはかけているかもしれません

じっくり育てて老後に開く、その花は
見る人の心を癒して感動させ
周りを自分を幸せにします
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photo by Zola Chen