kame’s blog

大切なこと

自己顕示欲の強い人

自己顕示欲が強い人というのは、実力が伴っていないうちは
チームプレーなら中間あたりの指示を受けて動く人(多分そこに甘んじることはないけど)
または個人プレー向きだなと
思います

実力が付けば上の立場が取れますが
あまりにも自己顕示欲が強い場合
縦の関係もうまくいきません
命令するがわ従う側の図式のみ、成立します

その命令は、相手の気持ちや心は汲み取れず
横暴なものになったりするので
下心、裏では利用してやろうと思って近付いてくる人以外は離れていくことになるので
信頼できる関係はなかなか持てません

競争心や向上心があることは
最近良いこととされることが多いけど
それは営業だったり、スポーツだったり競いあう場でのことです

コミュニケーションが競争という人と一緒に働くのは
全体の仕事の生産性も落ち
組織としてはガタガタになります
良い意味で刺激しあえるライバルという関係が持てればうまくいくけれど

相手より上をとることに熱を入れすぎ
姑息な手段や、相手を陥れることも厭わない
強い劣等感と自己顕示欲は
相手がつぶれるか敗けを認めることで満たされています

勝負のターゲットにされることは
無意識に自分より優れていると認めている相手なので
ターゲット自体は優秀な人材です
それと協調しあい仕事ができれば自分も向上するチャンスがあるけど
勝ち負けにこだわるので、相手を潰そうとします

ターゲットになるのは、優れた人以外にも
自分を賞賛しない人、否を指摘する人も自分のプライドを傷付ける相手なので
潰そうとします


自己顕示欲が強い人は、自己像が未熟で
優れた人しか他人から受け入れてもらえないと
本人も苦しんでいます

よく、スポーツの世界で
負けず嫌いを賞賛します
社会で成功するのも負けず嫌いと言い切る人もいます

だけどそれは、本当に幸せなんだろうか?

マザーテレサの言葉に

人は、罪と自己認識の違いを区別しなければなりません

というものがあります

現代社会では見失いがちな正しい自己認識

劣等感と向き合うことで見えてくる気がします